池袋駅で人にぶつからないまま目的地まで歩く方法
別に池袋駅に限らず新宿駅でも渋谷駅でもいいんですけど、とにかく人が多いとこで、誰にもぶつからずに歩く方法を数年前に編み出したので書き残したいです。
東京の中心となるような駅はとにかく混んでまして、目の前には縦横無尽に人が居るわけですね。
そのなかで、それぞれが、それぞれの動き*1をしています。それら一人一人がどこへ行くかを予想して空いたスペースに移動して、ぶつからないように歩くなんて能力は一部の超都会人*2しか持っていないと思うのです。
以前は私も超都会人のように、誰がどこへ向かい、どのくらいのスピードで歩くかを予想しながら歩くことにチャレンジしながら歩いたりしましたが、これは結構疲れるわけです。もうくたくたです。
そこで私はなるべく疲れないで人ごみを歩く方法を編み出しました。
その方法を書いていきたいと思います。
人の後ろを歩く
これだけです。なにも難しいことはないです。ただただ前に歩いている人の後ろを金魚のフンのごとく歩くんです。人ごみを掻き分ける役割を自分の代わりにやってもらう訳です。前の人とは、ぶつからない程度に距離を詰めた方が良いです。金魚とフンの間に、別の金魚が切り込んでくるのを防ぐためです。人ごみの盾となり矛となる金魚さんから一度離れると、フンは路頭に迷ってしまいますから。
人の後ろを歩き続けていたら、自分が行きたい目的地にたどり着かないのではと心配されるかもしれません。もちろんずっと、金魚の後ろを歩いたまんまだと、その金魚の目的地にフンもたどり着いてしまいます。
なので「あ、この金魚、中央西口に出るつもりだな。私は西口から出たいのに」と思ったら、金魚の鞍替えを行います。西口に行きそうな金魚を、すぐさま周りから見つけ、その金魚の後ろに移動するのです。
このときは注意が必要です。人海とはよく言ったもので、人の海(金魚の海?)にフンが飛び出すわけですから大変です。
どうしても、この鞍替えが上手くいかないと思った場合は、難しいかもしれませんが、自らが金魚になりましょう。人海を掻き分け進む勇敢な金魚となるのです。
大丈夫です。なぜなら、この鞍替えを行う時点では、かなり目的地に近くなっているからです。最初から金魚状態*3ならスタミナが持たないかもしれませんが、少しの間の金魚状態なら耐えられます。自分を信じましょう。
終わりに
多分似たような方法で人ごみを掻き分けている(流されている?)人は既に居ると思います。
なんか自分が発明したぞ!って感じで書いてしまって金魚のフンくらいの申し訳なさを感じています。
この金魚戦法で、誰かの都会ライフを向上出来たら幸いです。
あんまり人ごみに流されていると、遠くから叱られるぞ!